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自己分析 の内容を構造的に職歴書・志望動機書に落とし込むにはどのようにしたらよいか:③その企業で何をしたいのか、 キャリア 目標(Will)2/2

eye-catch

こんにちは!

前回の記事では、キャリア 目標を語る際の視点をご紹介しました。

今回はそれらを意識して実際に私が転職活動時に準備し使用した文面をご紹介したいと思います。

やや恥ずかしいですが、少しでも皆さんのご参考になれば嬉しいです。

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(20名以上)
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

これまでの当社サービス利用者様からいただいた声(抜粋)はこちらをご覧ください。

無料で活用できるキャリア診断やキャリアコーチに関するサービスについてこちらで紹介しています。

良かったら覗いてみてください。

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

実例:コンサルティング業界を志望した私のケース(大枠)

恥を承知で私のケースを一例としてご紹介できたらと思います。

もちろんこれらが正解でありませんし、当然正解だとも思っていませんが、これから転職をされる方々の一つのヒントになればよいと思い、ご紹介させていただきます。

究極的な キャリア 目標

モビリティ領域で自動運転×地域課題解決を行うビジネスプロフェッショナルになりたい

だいぶざっくりしているので、突っ込み待ちの状態ですが、ここからきちんと論理武装していきます。

中長期的には、誰にどんな貢献がしたいのか

地域社会が抱える、人口減による労働力不足や高齢者等の交通弱者の課題解決に貢献したい

具体的に興味のあるコンサルテーマとしては、次のような内容を当時想定していました。

  • 市町村と共同で自動運転車両の実証実験・ノウハウ蓄積
  • 自動運転バスやタクシーを用いた交通弱者向けモビリティ枠組みの導入
  • スマート信号による交通の最適化 (DiDiのコントロールシステム)
  • 自動運転車両による配達・受け取りサービス導入
  • トラック隊列走行の後続車無人システムの公道実証
  • MaaSで得たBig dataを活用したスマートシティの実現
  • MESS生産実行システム構築に伴う業務プロセス改革
  • 製造現場に必要なデータモデルの策定支援、製造プロセスの効率化 など

どんな案件なら、その業界で比較的早期に立ち上がれるのか(業界理解必須)

まずは、自身の経験が活かせる製造業×PMO領域を経験したい

具体的な案件としては、以下のようなイメージです。

  • 車両電動化に伴う自動車メーカーにとって最適な車両制御システムの検討・提案
  • 海外工場立ち上げに関するグローバルプロジェクトのリード
  • プロジェクトの全体計画立案の支援、推進 (進捗・課題・変更管理等)
  • プロジェクト管理プロセスの導入定着
  • プロジェクトチームのリード
  • 製造原価管理の精度再構築
  • MESS生産実行システム構築に伴う業務プロセス改革
  • 新興国向け販売チャネル再構築・営業力強化
  • 単なるハードウェア単体勝負ではなく、クライアントが抱える顧客の課題やニーズに沿った解決策の提供 など

さらっと記載していますが、これには業界理解がマストであり、現実味のあるコンテンツを語る必要があるので、ネットだけではなく業界で働く知り合いに実際に業務内容をヒヤリングしたり、業界セミナーで情報を得たりと膨大な時間がかかっています。

これらをベースに即戦力としてやれる自信があるとアピールしました。

自己分析や業界分析は以下に自分としてのオリジナリティや希少価値をアピールし、その企業にとって採用したい人材と思わせるかが勝負の一つのポイントです。

皆さんも、ぜひご自身のこれまでの キャリア を振り返り、内定を勝ち取ってください!


自己分析 の内容を構造的に職歴書・志望動機書に落とし込むにはどのようにしたらよいか④へ続く。

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