キャリアアップ

具体的に書く力があなたの未来を変える!ES・職歴書に重要な具体性

履歴書やESって自分だけで書くの難しい。でもどうすれば。。
悩んでいる人
Taka
難しいですよね。ESや職歴書は他社の視点を入れて何度かブラッシュアップすることが肝要です!

今回は、これまで30人以上の相談者様のES・職歴書を添削し一流企業の書類通過をサポートした筆者がどのような観点で添削を実施しているか、ご紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • 就職活動を控えた大学生や新卒者
  • 転職を考えている社会人
  • コミュニケーションスキルを向上させたい人

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計30名以上)
  • 大学でキャリア構築に関する講義を実施
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

相談者視点で参加した、ポジウィルの無料カウンセリング体験を含む、キャリア関連のおすすめの無料ツールについてはこちらでまとめています。

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

筆者のキャリアサポートを受けて転職を成功した方からいただいた声をこちらにまとめています!

直近で書類添削を支援させていただいた事例(抜粋)

海外大学院生: ボストンキャリアフォーラム向けレジュメ添削

大学生: コンサルBIG4向けES添削

大手事業会社→3大商社向けES添削+面接対策

戦略コンサル→3大商社向けES添削

地方銀行→大学職員向け職歴書添削+自己理解面談

ES・職歴書作成時に意識すべきこと

早速ですが、これまで30名以上の方の書類添削支援を実施してきた筆者がどのような観点でレビューをしているかご紹介したいと思います!

ES・職歴書添削時の主な観点

  • 具体的・定量的に記載できているか
  • 実績を記載できているか(職歴書≠job description)
  • 構造的な文章になっているか
  • 書類1パッケージとしてMECEになっているか
  • 書類1パッケージとして成長の過程を示すことができているか

今回は「具体的・定量的に記載できているか」について、筆者が実際に添削させていただいた内容をもとにご紹介いたします。

依頼者さまには許可をいただき、個人情報はある程度抽象化しております。

*MECE(ミーシー)とは、各要素に漏れやダブりがないことを指します。

詳しくはこちらでご紹介していますので、良かったらのぞいてみてください!

具体性がなぜ必要か

ES・職歴書を具体的に書くメリット

  • 能力の証明
  • 説得力の向上
  • 志望職への適合度証明
  • 記憶に残る
  • 競争優位性

能力の証明

具体的な事例や数字を挙げることで、自身の能力と実績を証明できます。

抽象的な記述よりも具体的な証拠は雇用主にとって信頼性が高いと見なされます。

説得力の向上

具体的な成功体験やプロジェクトの詳細を提供することで、雇用主はあなたの価値をより明確に理解しやすくなり、応募者としての魅力が高まります。

主張の論拠が応募者の実体験であり、それが具体的に書かれていると、面接官へ適切なアピールをすることが可能となります。

志望職への適合度証明

具体的な経験や成果を示すことで、職務経歴書が求められるポジションにどれだけ適しているかを示すことができます。

これは雇用主にとって非常に重要です。

また、この場合、その業界・企業・ポジションがどのようなスキルを持った人材を求めているかと紐づける必要があります。

よって、綿密な業界・企業研究も実施することが求められます。

記憶に残る

具体的なエピソードや成功事例は、読み手に印象を与え、記憶に残りやすくします。

これが選考プロセスで有利に働くことがあります。

競争優位性

具体的な情報を提供することで、他の応募者との差別化が可能になります。

雇用主に、あなたが他の候補者よりも適していることを示す手助けとなります。

職歴書を具体的に書いた結果、筆者の人生が変わりました。

その時のエピソードはこちらです。

添削事例

早速添削事例をご紹介しましょう。

事例1

理工学系共通の数学、自然科学の基礎的科目と構造・水・地盤・計画に関わる理論体系を把握。多くの実験と演習を行いより実践的な学び方で知識を深め卒業研究に至った。

一見、具体性のある文章ですが、一つ気になる部分があります。

それは「多くの」というワードです。

「多い」とはどの程度でしょうか。

1日に2つの実験をすると「多い」と認知されるのでしょうか。

「多い」というのは主観であり、人によりその定義は異なります。

そこで次のように文章を変えてみるとどうでしょうか。

理工学系共通の数学、自然科学の基礎的科目と構造・水・地盤・計画に関わる理論体系を把握。大学1年次2学期から3年次2学期まで1学科につき2科目以上の実験と演習を行い、より実践的な学び方で知識を深め卒業研究に至った。

履歴書を記載した方がどれだけ実験と演習をしたか具体的に伝わるようになりました。

事例2

続いての事例です。

編集者にアドバイスを提供し、原稿の編集と改善を実施。

この文章は相談者の工夫点や強みをアピールすることにつながるため、具体化にこだわりたいです。

少し具体化してみましょう。

編集者に対して、文章の構成、言葉遣いの示唆出し、事実に基づくデータ提供を行い、原稿の編集と改善を主導。

いかがでしょうか。

伝わるイメージが変わると思います。

具体的に何をしたのかが伝わると、それをその人の強みや工夫したことに紐づけることができます。

事例3

具体化するのは文章だけではありません。

例えば、英語力をアピールする際も同様です。

英語: 上級レベル

これだけでは英語ができる雰囲気は伝わりますが、どの程度できるのかまでいまいち伝わりづらいです。

そこで、客観的に実力が伝わるように意識してみましょう。

英語: TOEFLiBT 105点

もしテストの点数がない場合は、英語での経験を記載しましょう。

例えば、大学時代に1年間アメリカのアリゾナ大学に交換留学し、現地で経済学を学んだ。

英語が上級である、と書くのではなく、読み手があなたの英語力を上級であると判断し得る具体的な要素を提供してあげるのです。

ES・職歴書ブラッシュアップの必要性

ES・職歴書のブラッシュアップをする際、他者の観点を入れることがポイントです。

自分だけでどこまで具体的に書けたと思っても、それが他者に伝わらなければ意味がありません。

そこで、6割型完成したら、具体的に記載できているか他の人に意見をもらいましょう

かくいう筆者も、社会人4年目に海外大学院を目指した際、プロのキャリアコーチ(日本人・外国人)にレジュメを添削いただきました。

面談も含めると支払い総額は10万円はゆうに超えていたと思います。

その際に何度も「be specific(具体的に)!」と言われ続けました。

自分ではこれ以上具体的に書けないと思っていました。

しかし面談を通じて、「こんな角度から、こんな観点から」もっと具体的に書けないかと示唆をいただくことで、効果的なレジュメに仕上げることができました。

結果的に試しに大手外資に書類を出したところ、そのレジュメが高く評価され、ほとんど候補者が決まっていた中、筆者は1次面接を飛ばして最終面接→内定となりました。

まさに人生が変わったのです。

この際プロのキャリアコーチに指導いただいた観点を活かして、海外大学向けエッセイを書き上げ、その地域で1番の大学に入学することもできました。

文章の具体化は人生を変えます。

当時、筆者自身が苦労しながら身につけ磨き続けてきた添削の観点をもとに、現在、書類添削をご支援させていただいています。

具体性だけではなく、書類としての構造やロジック強化などの視点でレビューが必要な方は、ぜひこちらからお問い合わせください。

皆さんの能力や強みが書類上で存分に表現され、目指すキャリア像を手に入れることができるよう、全力でサポートさせていただきます。

まとめ

今回は、書類添削時の主要な観点である「具体的に記載できているか」に焦点を当てました。

何故具体性が重要なのか、そしてどのように書類を具体的にすることができるか、詳しくご紹介しました。

具体性はあなたの能力や経験を証明し、アピール力を高め、求められるポジションに適合度を示す手助けをします。

また、具体的なエピソードや事例は読み手に強烈な印象を残し、競争優位性を築くのに役立ちます。

書類のブラッシュアップが必要な場合、他者の観点を取り入れることが肝要です。

自分だけでは具体性を向上させるのが難しいこともありますが、他者のアドバイスを受けることで、効果的なレジュメやESを作成できます。

例えば、プロのキャリアコーチの助言を受け、人生が変わるほどの成功を収めることも可能です。

最後に、具体性が自己表現の鍵であることを理解し、必要に応じ、キャリアの目標達成に向けて周囲の人にサポートを依頼して見ましょう。

具体性を追求し、書類をブラッシュアップすることで、自分自身のキャリアに新たな可能性を広げる一歩を踏み出しましょう!

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