キャリアアップ

リサーチにかけるべき時間とは

転職するってなったら、業界研究や企業研究などいろんな情報をリサーチしないといけないよね?
悩んでいる人

 

Taka
その通りですね!リサーチを行うことで内定獲得率をたけめることにつながりますし、何より自身の目標明確化にもつながります。

 

でも実際にリサーチってキリがないよね。情報は世の中に溢れているし。。
悩んでいる人

 

Taka
確かに全ての情報を満遍なくリサーチすることはほぼ不可能です。今回はリサーチにかけるべき時間についてお話ししていきましょう!

リサーチにかける時間は、転職者だけではなく、多くのビジネスパーソンにとっても永遠の課題と言えるでしょう。

しかし、「答えを探そうとしている」時点で、そのリサーチは既に成り立っていないのかもしれません。

今回はそもそもリサーチとは何か、リサーチにかけるべき時間について以下書籍をもとに筆者の経験から見解をまとめてみたいと思います。

こんな方におすすめ

  • 転職・就活で業界・企業研究を実施する方
  • プロダクト開発に興味のある起業家や学生
  • デザインやリサーチに関心を持つビジネスパーソン

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計30名以上)
  • 大学でキャリア構築に関する講義を実施
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

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(本ページは一部プロモーションが含まれています)

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マインドの切り替え

リサーチを始める際、「リサーチしたら何か見つかる筈」「答えが見つかる筈」と期待することはよくありますが、現実はそう簡単ではありません。

リサーチしても分からないこともあり、寧ろリサーチで分からないことの方が多いことを理解することが重要です。

まず、「リサーチすれば答えが見つかる」というマインドを捨て、リサーチ自体を無理なく進めていくことがスタートラインです。

リサーチの終了タイミング

就活においてOB・OG法網をすることがあるかと思います。

何人に聞いたら企業研究として終わって良いのか?と疑問に思うこともありますね。

結論、明確な基準はありませんが、インタビューを通じて企業や働き方の大枠を掴めた時点で一旦終了してよいと考えます。

初回OB・OG訪問では初耳の内容が多いことが期待されますが、回数を重ねるごとに新出情報の数は減ってきます。

実務のプロダクト開発のケースで考えてみましょう。

リサーチの手法の1つにインタビューが挙げられます。

例えば、「インタビューは何回くらいやればいいの?」という疑問も浮かびますよね。

明確な基準はありませんが、正直なところ、PdM(プロダクトマネージャー)が「もういいか」と感じたときです。

プロダクトの開発が進んでいく中で、PdMが大体の方向性をつかんだと感じたときに、一旦リサーチをストップし、開発に進むかどうかを判断します。

プロダクト開発には一つの正解が存在せず、仮説を検証し続けることは難しい場合もあります。

最終的にはPdMの感覚に依存する部分が大きくなりますが、リサーチを無限に続けず、ある程度の所で見切りをつけて進むことが重要です。

リサーチはあくまで手段であり、リサーチをすることが目的化してはならないのです。

リサーチの結果得たいことを事前に明確にし、それに向かって費用対効果が落ちてきた断面では思い切ってリサーチを一旦ストップするという決断も必要になってきます。

「最悪の事態」への注意

「最悪の事態」とは、リサーチが一向に終わらず、結果が出ない状態に陥ることを指します。

実際の経験を通して語られると、ある塗料メーカーのプロダクト開発の事例では、神の注文書を使用するユーザーをデジタルに移行させる方法を模索していました。

しかし、結局、紙に対する強い信頼や特定の状況下での使用ニーズが判明し、電子移行は難しいことが分かりました。

このようなケースでは、無限にリサーチを続けても答えが得られないため、ある程度まで見切りをつけ、次のステップに進むことが不可欠です。

答えを作るというMindset

リサーチしても答えが見つからないことがある中で、「答えは作るもの」であるというマインドセットが重要です。

就活の企業研究においても、この企業はこうであるという明確な差異は見つけにくいのが現状です。

そのような微細な情報は自ら仮説設計した後に、ピンポイントでAskするべき内容かもしれません。

始めに仮説を持ち、その仮説を裏付けるために様々な手段を通じて情報を収集するという順序です。

UI/UXの観点でプロダクトデザインを例に考えてみましょう。

プロダクトデザインにおいて、従来の「PdMはプロダクトマネジメントを担当し、リサーチャーはリサーチを担当し、デザイナーはデザインを担当する」といった分業の枠組みはある意味では定番とされています。

しかし、このアプローチには新しい視点が必要であり、単純な分業ではプロダクトの本質的な課題に対処できないことがあります。

ユーザーエクスペリエンス全体を設計するUXデザイナー

伝統的なデザイナーとは異なり、「UXデザイナー」はユーザーエクスペリエンス全体を設計する専門家です。

ユーザーの感情やニーズに焦点を当て、ソリューションを提供することが求められます。

これにより、デザインは単なる見た目だけでなく、ユーザーとの対話や感情にも影響を与えることが強調されています。

リサーチャーとPdMの共通の役割

リサーチャーとPdM(プロダクトマネージャー)は、ユーザーのニーズを理解し、ソリューションを構築する点で共通の役割を果たします。

従来の分業ではなく、お互いの仕事に対して異なる視点からアプローチし、情報や仮説を共有することが求められます。

仮説構築と要件定義の重要性

プロダクトデザインの過程で最も重要なのは、仮説構築と要件定義です。

PdM、リサーチャー、UXデザイナーはそれぞれ異なる視点から仮説を立て、共同で評価し合うことで、最良の仮説を見つけ出します。

そして、その仮説を実行に移すためには、明確で具体的な要件定義が欠かせません。

マインドセットの変革

「リサーチャーはPdMの仮説構築をお膳立てするのが仕事」という古いマインドセットではなく、「お互いに考え、協力し、最適な仮説を見つける」ことが求められます。

PdMの期待は、単なる仮説の提案ではなく、リサーチャーとしての主体性と洞察力が求められると言えるでしょう。

結論:リサーチ・仮説・言語化を通じて答えを作る

就活・転職においてリサーチは非常に有効な手段です。

しかし、リサーチを行うことで業界研究・企業研究が完了するわけではないことを理解する必要があります。

リサーチをもとに仮説を練り、それを明確に言語化して確からしさをセミナーや社員と会話する機会で検証することが重要です。

仮説は当然外れることもありますが、仮説を立てるロジックが通っていれば、企業側もマイナス評価はしないでしょう。

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