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【無料テンプレート付き】英文レジュメ・CVを書く上でのポイントを解説|海外大学院・外資系企業の通過経験有

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悩んでいる人
外資系企業へ応募する際に英文レジュメが必要と言われました。日本語で履歴書と職歴書は作成済みなのでそれを英訳するだけで良いのかな?

そんなお悩みにお答えいたします。

結論:英文レジュメと日本語の履歴書・職歴書は内容が異なります。従い、履歴書・職歴書の単純な英訳ではなく、英文レジュメに適した内容を棚卸し、正しい記載方法で自身のキャリアプログレスをアピールするようにしましょう。

本記事の内容

  • 英文レジュメの目的
  • 英文レジュメの無料テンプレート
  • 英文レジュメ作成時に利用できるサービス
  • 英文レジュメの主な構成

本記事の信頼性

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Taka

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

この記事は筆者の経験に加え、次の書籍を参考に執筆しています。

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

レジュメの目的

レジュメは何のために作成するでしょうか。

極論、15秒でキャリアプログレスを示す為です。

キャリアプログレスを示す理由は、あなたの目指す次の目標を達成できるという能力と情熱を実績をもって証明する為です。

具体的には以下の情報から、どのようにキャリアを歩んできたか伝えます。

  • 所属組織の業界
  • ポジション
  • 業務内容
  • 職務実績
  • 難易度の高い業務にチャレンジしているか
  • 所属している組織のビジネス規模

よって、いわゆる履歴書の様に事実を淡々と述べるだけでは英文レジュメと言えず、何をアピールしたいかを明確にし事実+ストーリーをもってキャリアプログレスを語る必要があります。

また企業にもよりますが、多くの企業が学生に求める資質として以下のものがありますので、これらを意識して要素を書き出すことをオススメします。

  • リーダーシップ
  • チームワーク
  • オープンマインド
  • クリエイティブ
  • 情熱
  • グローバルマインド

無料テンプレート4つ

通常、英文レジュメ・CVには決まったフォーマットがありません。

1から用意するのも大変ですし、中身の推敲に時間を割いていただきたいのでスタンダードなテンプレートを用意しました。

ぜひご活用ください。

英文レジュメ作成時に利用可能なサービス

英文レジュメを書く上でなるべく不自然な英語は無くしたいです。

英文レジュメでミスをしてしまうと英語力を疑われることにもつながりかねないので注意が必要です。

私も文法チェックや自然な言い回しを実現するために1、2つの英文添削サービスを利用しました。

お手頃価格で利用できる2つのサービスをオススメします。

アイディービジネス

24時間、世界中の英語専門家・ネイティブがオンラインで英文を校正・翻訳を担当。最短3時間で納品できる業界最速のスピード校正・スピード翻訳サービスです。

1回363円から利用可能のため、気軽に使えるネイティブチェック・校正サービスとして、医療関係者やエンジニア、ソフトウェア・アプリ開発者、ビジネスマンなど幅広く利用されています。

英語添削アイディー

正確な添削結果に丁寧な解説が付録しています。

また世界中の英語専門家が24時間待機しているので24時間利用可能で価格は1回166円からとなっています。

英文レジュメの主な構成

英文レジュメはA41ページに次の要素を入れます。

たまに2ページ以上の英文レジュメを提出する方を見かけますが、情報を構造化し整理する癖をつける為にも1枚以内におさめましょう。

試験官にとっても長すぎるレジュメは読む気にならず、あなたが正しい評価を受けることができなくなってしまう為お勧めしません。

  1. 名前・コンタクト情報等の個人情報
  2. 学歴
  3. 職歴
  4. アピールポイント・スキル

名前・コンタクト情報等の個人情報

通常の履歴書と同様に、以下情報を英文レジュメの冒頭に記載します。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

住所は日本語と並び順が反対となり、小>大の書き方をしますので注意が必要です。

例えば「東京都墨田区押上1-1-2」を英語で記載する場合、「1 Chome-1-2 Oshiage, Sumida, Tokyo」となります。

また電話番号には国際番号(+81等)をつけるようにしましょう。

学歴

学歴は最近のものから過去にさかのぼる順で記載します。

この際、大学名や専攻のほかに、次の内容を意識して書くと良いです。

  • 所属コミュニティの中でのあなたの役割
  • リーダーシップ経験(i.e. ボランティア活動、キャリアメンター等)
  • あなたが優秀であると思わせる指標(i.e. GPA、TopXX、受賞経験等)

所属コミュニティの中での役割

職歴

こちらがメインのコンテンツになります。

会社名、ポジション等の基本情報以外に次のことに意識して記載するとアピールに繋がります。

  • チャレンジングな役割を与えられた事実
  • チャレンジングな役割をどのように達成したか
  • 直近の職歴程ボリュームを多く

キャリアゴールを見据えて英文レジュメを記載する必要があります

将来の目指すキャリアゴールをイメージした際に、そこで発揮することが求められる能力やスキルを3つほどリストアップしてみましょう。

そしてそれらがレジュメ上に表現されているか確認します。

悩んでいる人
でも現在の職務内容を英文レジュメでどのように表せばよいかわかならい。
そんな時は、次のような求職サイト利用し、あなたと近い職務内容を参考にすることをオススメします。実際の使い方については事項でお伝えしますね!
Taka

特にLiveCareerにはレジュメサンプルが掲載されていますので是非参考にされることをオススメします。

初めてあなたのレジュメを見た人でもあなたの成果が分かるように次のような点を意識します。

可能な限り『$・#・%』を加え、定量的に実績・成果をアピールします。

例えば次のような文章でアピールすることが可能です。

• Sped up wing geometry generation by 33% by creating a user-friendly 2-D wing designer in Excel.
• Recommended a new wing model to internal customers that reduced recurring costs of the wing by 20%.

以下のような要素に主眼を置くと定量化しやすいです。

  • Increased sales/profits/margins/value
  • Decreased costs/inefficiencies/ errors
  • Size (team/ budget/ business)
  • Number impacted (people/ businesses)

さらにあなたが他の人とは異なり優秀であることを示すために、次のような表現をできる限り使います。

『first・youngest・only・best』

同じ実績でも年齢相応で達成するのと、最年少で達成するのでは全く意味が異なります。

「最上級」の表現をうまく使い、自己アピールに繋げましょう。

職歴書で語る内容は、希望する企業や職種でどのように活かすことができるか(Transferable Skill)を強く意識します。

次のキャリアでの活躍にこれまでのキャリアで身につけたスキル、知識、能力で転用できる部分をもれなく記載しましょう。

そのためには狙う業界や企業のホットトピックスを理解しておくことが必要です。

スキル棚卸に関する内容をこちらで説明していますので、ご参考いただけますと幸いです。

アピールポイント・スキル

アピール材料は基本的に職歴の中に織り込むので、アピールポイントを独立させることは必須ではありません。

ただし、職歴の中アピールできなかったが特段言及しておきたい要素があれば、英文レジュメに記載しましょう。

一方で、スキルは必ず記載します。

資格はもちろん、言語などのソフトスキルも記載することを忘れないようにしましょう。

英語求職サイト参考の仕方

職務内容やJob Titleを自然な英語で記載するために、英語の求職サイトを参考にすることができます。

今回はMonster Jobsを利用して自分に近い職務内容を探し参考にする方法をご紹介します。

  1. Job Titleを入力し検索
  2. 近しいと思われる求職内容をクリックしDiscription/Responsibilities欄を参照

Job Titleを入力し検索

この際、候補を予測してくれる機能がありますので、より適したタイトルがあれば予測変換の中から選びましょう。

Locationを選択することもできますが、実際に求職している訳ではないので空欄で良いと思います。

Job Titleを入力したら右側の紫色ボタン「SEARCH」をクリックします。

すると検索結果が出てきます。

近しいと思われる求職内容をクリックしDiscription/Responsibilities欄を参照

例えば、ゴールドマンサックスの求人を除いてみると、RESPONSIBILITIESの欄に業務内容のサマリーが記載されています。

この際、この英文をそのままコピペではなく、英文を活かしながらあなたオリジナルの要素や成果を語ることが必要です。

英文レジュメのよくあるミス

英文レジュメと履歴書・職歴書は異なりますので、履歴書・職歴書を英訳するだけでは十分でありません。

ぜひ英文レジュメ用の要素をきちんと入れ込み内定獲得に結び付けましょう。

よくあるミス3つ

  • 事実を述べるのみで成果が記載されていない
  • 会社情報が一切記載されていない
  • Job Titleが分かりづらい

英文レジュメはあなたのキャリアプログレスを示すものですので、必ず成果を記載します。

その際にどのようにして結果を出したか、あなたなりの工夫を織り込めると尚良いです。

結果・成果の記載方法についてはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください。

面接官や希望企業に周知されている企業を除き、企業名の下に1,2行でその企業がどの業界でどんな役割を果たしているか記載することをオススメします。

このようにすることで新名他のエピソードがより鮮明に正しく伝えることができます。

また、同じ理由でJob Titleもわかりやすいものをつけましょう。

日英の直訳では伝わりづらいこともあるので、先ほどご紹介したMoster Job等に掲載されている求人を参照しネイティブにとって自然なJob Titleを記載します。

まとめ:英文レジュメの目的を正しく理解し、面接官に刺さるアピールに繋げよう!

英文レジュメの目的は職歴書・履歴書とやや異なり、キャリアプログレスをアピールすることです。

さらに記載内容はあなたの実績にフォーカスし、また、志望する企業・業界で活かせるスキル(Transferable Skills)を織り込みましょう。

無料のテンプレートを4つご用意したので、ぜひご活用ください。

英文レジュメの完成度を高めるには添削が必要ですので、その際はぜひこちらのContactからご連絡頂ければと思います。(私はこれまでに20回以上プロに添削してもらいました)

あなたのキャリアアップを応援しています!

今回参考にした書籍:

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