こんにちは。
思いを伝えるためには、何といっても構造化です。
ということで、今回は現職での 成果 を述べる際のフレームをご紹介したいと思います。
フレームワークに至る前に抑えるべきポイントについてはこちらの記事をご参照ください。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
- SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(20名以上)
- ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事
これまでの当社サービス利用者様からいただいた声(抜粋)はこちらをご覧ください。
無料で活用できるキャリア診断やキャリアコーチに関するサービスについてこちらで紹介しています。
良かったら覗いてみてください。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
フレームワーク
結論
まずは業務内容と 成果 を一言で伝えます。
ここでも志望先の下端伝わる粒度でありつつ、具体的に語ることを意識します。
プロジェクトリーダーとしてチームをリードし、X社にとって今後のキービジネスである〇〇プロジェクトをアジア市場で初めて受注
業務概要
次に、業務ミッションや業務背景を簡潔に語ります。
業務内容
〇〇ビジネス獲得に向けた戦略策定・プロジェクトリード
背景や経緯は2~3つのポイントで語れると良いです。
定量的に語れる要素はなるべく数字を使いましょう。
・X社にとってこのクライアントは最大の取引先 (X社の全ビジネスに於けるクライアントシェアは約35%、取引金額ベース)
・今回のプロジェクトを獲得した場合のX社の見込み売上額は、500 million USD でありインパクト大
問題(業務ミッションの円滑な達成を阻害している状況・状態はなにか)
ストーリーテリングのテクニックとして、大きな谷を作ることが重要です。
TEDを見ると分かりますが、リーダーのプレゼンでも自身の挫折や苦労話が必ずと言っていいほど織り込まれています。
ここから先は個別具体の話になるため、具体例の掲載はしておりませんが、興味のある方はSNS等からコンタクトいただければご紹介させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
課題(それを解決・克服するために、具体的に何をすべきだと考えたのか)
課題の定義は、あるべき姿(ToBe)と現状(AsIs)のギャップです。
課題(ギャップ)を意識せずして、そこに到達するための正しい行動はできません。
そのため、自身として何を課題と捉えているのかを正確に語る必要があります。
困難(それを実行する際に、何が大変だったか)
なぜ大変だったのかを自分視点だけではなく、他者も納得できるように語ります。
誰がどう見ても確かに大変だ、と理解できるように客観性を強く意識します。
工夫(困難に対して自身で何を考え、どう工夫して困難を乗り越えて 成果 に繋げたのか)
業務内容にもよりますが、私は社内と社外に対するアクションで分けて考えました。
上記の問題・課題・困難に対する打ち手であり、自分としてこう思ったからこういう行動をしたとロジカルにストーリーを組み立てます。
成果 ・結果
冒頭で述べた結論をやや深掘った粒度で語ります。
1度結論で述べている内容であるため、端的かつシンプルにまとめる必要があります。
学び
ここが重要です。
この経験から、その後に繋がるような学び・他業務でも活かせる汎用性のあるスキルの習得はあったのか。
即戦力として志望先で活躍できることを根拠をもって志望先企業に理解してもらえるよう、エピソードと一貫性を持った学びポイントを伝えます。
今回ご紹介したフレームで論点を構造的に整理することで、自信をもって自己アピールをすることができます。
これまでご紹介したポイント①から⑤を網羅的に準備することで、面接での基本的な質問には問題なく答えることができると思います。
重要なのは何度も内容をブラッシュアップし質を上げ続けることです。
知り合いからフィードバックをもらうのも良いですし、一番良いのは実践を通し面接官への刺さり具合からポイントを修正し内容や語り方を磨くことです。
私は、このブラッシュアップ過程で皆さんのお力になりたいと考えています。
ポイント①から⑤の記事はこちら。しっかり準備して、ぜひ志望企業内定を勝ち取りましょう!