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大学キャリアプラン授業の報告と学生の反応!キャリアの選択肢を広げる素晴らしい機会

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先日、ご縁があり、とある大学のキャリアプランという授業で1コマ講義を担当させていただきました

学生にプレゼンをするだけではなく、学生との意見交換を通じ自身のキャリアを見つめ直す素晴らしい機会となりました。

今回は筆者がプレゼンせさていただいた内容と講義に対する学生からの反応についてご紹介したいと思います!

こんな方におすすめ

  • 学生や若者
  • キャリア支援に関心のある方
  • 自己啓発やキャリア成長を目指す人
  • キャリアに悩んでいる人

学生時代のキャリア選択や就職活動に役立つ情報やアドバイスが含まれています。

また、キャリア支援の活動に携わっている筆者の経験や思いを知ることができます。

キャリア教育やキャリアアドバイスに興味があり、自身のキャリア支援活動を充実させたいと考えている方にとって有益な情報源となるでしょう。

筆者が紹介しているキャリアに関する書籍や自己分析の重要性など、自己啓発やキャリア成長に役立つ情報をご紹介しています。

さらに、キャリアに関する悩みや迷いを抱えている方にもおすすめです。

講義内容や学生からの質問・回答を通じて、自身のキャリアについて考えるヒントやアイデアを得ることができるかもしれません。

個人情報を含む部分は少し抽象度を上げてご紹介させていただきますが、あらかじめご了承ください

本記事の信頼性

たか

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施(合計30名以上)
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

講義を担当することになった背景

キャリア支援の活動をさせていただいている中で、学校教育に興味があった筆者は、たまたま大学の同期がとある大学の学生課に勤務していることを思い出しました。

そこで、筆者のこれまでの経歴や活動をお伝えしたところ、キャリア教育のカリキュラムの中で授業があるので1コマ担当してほしいとの話になりました。

筆者が学生の頃、社会人とつながる機会が少なく業界理解・仕事理解に苦しんだことから、学生にはより選択肢を広げて納得のいくファーストキャリアを歩んでほしいと強く思っています。

今回はその思いが1つ形になった結果です。

講義の内容

講義時間は90分1コマです。

講義自体を70分、質疑応答を20分との時間割のみ指示を受けていました。

内容は自由であったので、構成に悩みましたが以下のようなコンテンツでお話ししました。

講義アジェンダ

  1. 本日の目的
  2. 自己紹介(プライベートメイン)
  3. 自身のキャリア紹介
  4. 学生時代の様子
  5. 就職活動時の軸
  6. 現在の職業紹介
  7. 本日のまとめ
  8. 質疑応答

本日の目的

講義である以上、90分を終えた後に学生に対してプラスの変化を起こしたいと考えました。

そこで、講義の目的について学生と認識合わせをすることにしました。

講義資料抜粋

90分で人を変えることはなかなか難しいですが、今回は筆者のキャリアや失敗談を聞いて、学生が少しでも勉学の目的理解や今後の人生設計を行うきっかけになることを目的としました。

さらに70分の講義となると内容を聞き流されてしまうこともあると考え、目的の次ページで結論をお伝えしました。

この講義でお伝えしたいのは次の3つです。

講義資料抜粋

自己紹介

講義となると学生も肩肘を張ってしまうと考えたので、導入はできるだけプライベートの情報をお伝えしました。

講義資料抜粋

自身のキャリア紹介

続いてここからが本題。

筆者がどのようなキャリアを歩んできたのか。

それぞれのタイミングで何を思いどう行動したのか。

モチベーショングラフも使いながら、キャリアの各節目で感じたことを共有させていただきました。

講義資料抜粋

学生時代の様子

時を遡り、筆者が学生だった頃、どんな人間だったのかお話しさせていただきました。

大学1年生から4年生まで、留学を入れた4年間のイベントを振り返ります。

講義資料抜粋

ここで、大学時代に犯したしくじりエピソードを2つご紹介しました。

しくじりエピソード1

1つ目は目の前のことに必死になるばかり本来達成したかった目的が達成できなかったというお話。

当時の筆者は留学費用を稼ぐため、人より多くバイトをしていました。

しかしバイトを優先するあまり、留学先の大学で必要な英語試験(TOEFL)の基準点に達しなかったのです。

結果的に1年間の留学のうち半年を現地の大学附属語学学校に費やすことになってしまいました。

TOEFLの点数が基準点以上であれば、初めから本科生として現地の大学生として学ぶことができたのですが、それがな買わなかったのです。

このしくじりから、目的を明確にし、目標達成に必要なアクションを定めた上で、優先順位をつけて物事に取り組む重要性を学びました。

しくじりエピソード2

そして2つ目のしくじりは大学4年生の時のエピソードです。

留学を終え帰国直後の筆者は、周りのみんなが就活をしていたのでそれに流されるまま、自己分析をろくにせずとりあえず大手を受けるという安易な行動に出てしまったのです。

この結果、新卒で入社した会社で思い描いていたキャリアとのギャップに苦しみました。

事実、両親に会社を辞める相談をしたこともあります。

しかし辞める・辞めないを悩んでいる時に海外赴任の話があり、結果的に自身のキャリア像である「海外で働く」という1つの目標を達成したのです。

筆者のケースは結果的に運が良かったのですが、自己分析を怠ったせいで、入社直後にディモチベートしてしまったことは事実です。

ここでの学びは、全体像(ここでは就活スケジュール)を把握し、事前に自己分析をすすめでおくことで、就活時にキャリアの選択肢を広げより納得感の持てる企業へアプローチすることができるという点です。

就職活動時の軸

次に就活時の軸についてご紹介させていたただきました。

自己分析をしっかりできていなかった筆者ですが、面接を通過するために(瞬発的ではあったものの)就活の軸はある程度考えていました。

大きく2つです。

講義資料抜粋

最終的に自動車業界に進むのですが、Why製造業→Why自動車業界へと構造化して軸を定めていきました。

いずれも海外で得た経験をもとに、日本製品を世界に広め人々の生活向上に貢献したい、若手から海外で挑戦する機会があるという要素が、自身を自動車業界へ向かわせるドライバーでした。

経験を深掘り、その時感動した・衝撃を受けたなどの「気づき」を一つ一つ紐解いていくことで、自分が何者なのかを理解する一助となるのです。

講義の場では、あくまで経験の重要性に触れつつ、将来を考えるきっかけの一つとして書籍が有効であると説明しました。

そこで、筆者がキャリアについて参考にした本をご紹介させていただきました。

講義資料抜粋

どれもキャリアを自身でドライブしていく上で、ある業界のトップを走る諸先輩型の暑い思いが記されています。

彼らの考えが必ずしも正しいわけではありませんが、自身の視野を広げる上で非常に参考になる書籍です。

特に森岡さんの本は、ご自身のお子様へ向けた手紙をベースとしていることから、社会人経験のない学生の皆さんにとっても共感できる情報が多いのではないかと思います。

現在の職業紹介

講義後半では、学生の選択肢を広げるという意味で、依頼元のキャリアサポートセンターの方からも要望の強かった職業紹介をさせていただきました。

(詳細は割愛)

本日のまとめ

最後に本日のまとめとして、講義冒頭でお伝えした「結論」と各スライドに散りばめられた要素を紐付け振り返りを行いました。

講義資料抜粋

質疑応答

一番最後に質疑応答の時間を取り学生とコミュニケーションさせていただきました。

オンライン且つ100名以上参加されていたので質問は出づらいと想像していたため、想定質問をいくつか用意していました。

講義資料抜粋

しかし、実際には学生から積極的に質問がありました。

プレゼンター視点では学生の皆さんが興味を持って講義を聞いてくださっていたことが伝わり大変嬉しかったです。

学生からいただいた質問

ご参考までに今回学生からいただいた質問を覚えている範囲でいくつかご紹介します。

学生生活について

  • 学生の時にやっておくべきこと
  • 学生の時にやっておいて良かったこと
  • 海外留学時にやっておくと良いこと
  • 語学習得のコツ

就職活動について

  • 大学1年生のうちから就活に関してやっておくと良いこと
  • 大学3年生の夏休み、インターン以外に取り組むべき内容は?

コンサルティングという職業について

  • コンサルとしてのやりがい
  • 事業会社とコンサルにおける泥臭さの違い

今後のキャリアについて

  • 今後のキャリアプラン

学生時代のことに関する質問が比較的多かったのですが、意外にもコンサルという職業に興味を持っている学生さんが多かった印象です。

コンサルについて事前に業界研究をした上で質問してくださる学生が多く、大変感心しました。

まとめ:学キャリアプラン授業での講義を終えて

質問を受けて回答する中で、自身のキャリアについて内省することができましたし、これだけ興味を持ってくれる人が多いということで仕事に対するやりがいも向上しました。

後日、学生からのフィードバックを共有いただけるとのことですので、率直な意見を本ブログ記事でご紹介させていただく予定です。

兎にも角にも、キャリア教育に携わることができで大変やりがいを感じました。

加えて本キャリア支援の活動もより本腰を入れて継続していきたいと改めて思いました。

キャリアはいくらでも変えられるし、実現できる。

全員が魅力的な人材。

全力でサポートさせていただきます!

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