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【実体験】海外MBA留学準備費用を1円単位で公開|GMAT予備校

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悩んでいる人
海外MBA進学には1,000万円から2,000万円かかるのは知っているけど、そもそも進学するためにはどのくらいの費用を見ておけばよいのか。また、何にどれくらいのお金を使うのか知りたい。

そんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • MBA準備でかかった費用の詳細内訳
  • MBA準備にかかる費用の賄い方

本記事の信頼性

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Taka

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

結論

  • 費用:2,486,486円(約250万円)
  • 準備期間:約2年

MBA準備費用合計金額

私の場合、細かい費用も含めてすべて計算すると2,486,486円(約250万円)です。

私の場合はGMATのMathで点数が伸び悩みそちらの対策費用も必要であったため、多くのMBA受験生と比較して私の留学準備費用は高めだと思います。

MBA準備期間

純粋にMBA受験準備に注いだ期間は約2年間です。

MBA受験の勉強を始めてから途中で転職をしていますので実際に要した期間は4年であり、MBA進学を目指すきっかけや、面接で問われる「なぜMBAか?」「なぜ今なのか?」等の動機付けを含めるとMBA合格までに5年程要しました。

同期や周りのMBA進学した方を見ていると、思い立ってから1、2年で海外MBA合格を実現している方が多い気がします。

私の場合はもともと英語の素地はありましたが、文系ということもありGMATのMathで苦労したことで2年という準備期間を要しました。

MBA準備費用合計金額の詳細

早速、2,486,486円の項目と詳細内訳をみていきましょう。

MBA準備費用の項目

  1. TOEFL/IELTS
  2. GMAT/GRE
  3. 留学カウンセリング
  4. キャンパスビジット
  5. その他

TOEFL/IELTS

TOEFLにかかった費用は393,076円であり、その内訳は次の通りです。

  • TOEFL対策塾LINGO:231,700円
  • テキスト・問題集:18,376円
  • テスト受験:143,000円

TOEFL対策塾LINGO

TOEFLは新宿にあるLINGO L.L.C.に通いました。

LINGO公式ホームページ

こちらは本塾の代表であり講師である、林先生がとてもユニークで効率的にTOEFLのスコアアップができます。

私の経験では、ライティングは練習を重ねることでもっともはやく得点を伸ばすことのできるパートです。

まずはライティングから得点を安定させたい人はこちらのサービスを利用してみると良いです。

TOEFL

テキスト・問題集

単語帳や問題集はこちらを使って勉強しました。

テスト受験

TOEFLは約28,000円/回であり、私は合計5回受験しました。

自宅から試験会場への交通費を含めて143,000円かかりました。

1発で目標スコアを取得できてしまえばこの費用を大幅に削減できます。

私の先輩では1度で目標スコアを達成した人もいますが、Lingoのクラスには10回以上受験している人も多くしました。

GMAT/GRE

GMAT/GREにかかった費用は1,098,824円であり、その内訳は次の通りです。

  • GMAT対策塾AGOS:591,728円(塾費にテキスト代含)
  • GMAT対策塾濱口塾:105,840円
  • GMAT対策塾Jマス:38,800円
  • テキスト・問題集:32,456円
  • テスト受験:270,000円
  • 機材:60,000円

GMAT対策塾AGOS

予備校はオンラインも含めると3つ利用しました。

私の周りでも海外MBA受験をされる方は2つ以上の予備校を利用するダブルスクールの方が多かったと思います。

私はまず、業界最王手のAGOSさんで無料カウンセリングを受けMBA受験を決意しました。

AGOS公式ホームページ

無料カウンセリング時に合格までに何をしなければならないか、いつ準備を始めなければならないかなどを教えて下さいます。

GMAT対策塾濱口塾

濱口塾は言わずと知れたGMAT得点アップの名門塾です。

AGOSの講座をすべて受け何度か本試験を受験しましたが得点が頭打ちになった際に利用しました。

「オンライン180日講座」を受講し、GMATが目標点を超えました。

濱口塾公式ホームページ

GMAT対策塾Jマス

GMATのMathで得点が伸び悩んでいた私はJマスのテキストを使って点数が安定するようになりました。

英語のGMAT問題を日本語で丁寧に解説してくれるので、納得感をもって理解することができます。

メールで質問もできますので、解説で分からないところがあっても分からないままで終わらない為、非常に便利です。

Jマス公式ホームページ

テキスト・問題集

テキストはオリジナルテキスト、通称「OG」を解きました。

AGOSのテキストも3回ほど解きました。

テスト受験

GMATは約30,000円/回であり、私は5回受験しました。

途中でGREに切り替えようかと思い、 約30,000円/回 のテストを1度受験をしました。

試験会場である千代田区にある帝国ホテルへの交通費も含めてトータル225,000円です。

機材

GMATの勉強を通勤電車や隙間時間でこなすために、中古のWindows Surface proと新品のiPad Proを購入しました。( iPad ProはWindows Surface pro が途中で壊れたため購入しました)

留学カウンセリング(エッセイ・インタビュー対策)

GMAT/GREにかかった費用は489,252円であり、その内訳は次の通りです。

  • AGOS出願パッケージ:42,372円
  • AGOS個別カウンセリング:38,880円
  • Webspeaking:130,000円

AGOS出願パッケージ

出願パッケージでは自己分析から、キャリアプラン策定、英文レジュメ、英文エッセイ、インタビュー練習等幅広くサポートしていただきました。

1セッションあたりの費用は高いですが、競合他社も似たような値段ですので一気通貫で対応下さったAGOSさんを選んで私はよかったと思っています。

エッセイの添削のみであればこちらのサービスもおすすめです。

ネットで依頼ができ、返却は48時間以内とスピーディな対応が非常に助かります。

欧米一流大学卒の経験豊富なネイティブ編集者やプロの翻訳家が編集をしてくれるので高品質なアドバイスを受けることができます。

とにかく価格を抑えて添削を依頼したい方はこちらを利用すると良いです。

200円を切る価格から添削を依頼することができます。

オンライン英語添削[アイディー]


AGOS個別カウンセリング

海外の現地でMBA面接に臨みましたがその前日まで面接のブラッシュアップをしたかったので、追加で申し込みました。

単価は高いですがモチベーションになりましたし、このおかげで面接本番でも実力を発揮できたと思っています。


Webspeaking

こちらは一般の英語スピーキング能力を伸ばすオンラインサービスであり、MBA進学に特化していません。

ただ、私は他社との差別を図るためにも自分の中国語力を少しでもアピールしたかったので、アメリカ人向けに中国語を教える米国オンラインサービスに登録し、米国在住の中国人講師と基本的に中国語で会話し、分からないことがあった場合に英語で詳細を聞くことをしていました。

どこまで効果があったか分かりませんが、自分にとっては中国語で話すことでリラックス効果がありましたし、面接でも少なからずアピールはできたのではないかと思っています。

キャンパスビジット

キャンパスビジットにかかった費用は250,000円です。

MBAの面接を受ける際に現地に行った際の費用です。

面接後にキャンパス紹介をしてもらったので、キャンパスビジットの要素もあるかと思います。

その他費用

GMAT/GREにかかった費用は255,334円であり、その内訳は次の通りです。

  • 学習室:188,834円
  • カフェ:13,500円
  • モバイルwifi:44,000円
  • 英語雑誌:9,000円

学習室

家で集中して勉強できない性分なので、積極的に学習室を利用しました。

3拠点、合計15か月利用しました。

仕事が終わってから毎日通えるように駅から近い立地と平日土日問わず行けるプランで利用していたため、金額は10,000円/月を超えていました。

カフェ

気晴らしにカフェでも勉強しました。

大体スタバでは本日のドリップコーヒーを注文し、レシートを使って2杯目を別のスタバで安く飲むことをしていました。

他の人がいる空間が好きなので、よくカフェには行っていました。

モバイルWifi

GMATの勉強を通勤途中にするとなるとWifi環境が必要であった為、11か月間利用しました。

英語雑誌

GMATのReadingが伸びないときにとりあえず読みこなす量を確保するためにThe Economicsを購読しiPadで読んでいました。

The EconomicsはGMATとも親和性が高く、The Economicsで出た単語がGMATで出ることもありました。

こちらの英字新聞もおすすめです。

月々わずか1,250円で毎週ニュースを読むことができます。

ニュースで学ぶ、生きた英語。「The Japan Times Alpha」

留学準備金をいかに賄うか

MBA準備費用の賄い方3つ

  • 貯金
  • 親から借りる
  • 料金が返金されるサービスを使う

貯金

私は合計費用である2,486,486円の96%を自分の貯金で賄いました。

と言っても2年でこの金額ですので、基本的にはボーナスのほとんどをつぎ込むことで何とか運用していました。

悔しかったので大きな金額を振り込んだ時はATMから出てくる振込用紙をドアに貼り、毎日自分にプレッシャーをかけて海外MBA進学準備をしていました。

親から借りる

この方法もありだと思います。

ただ私は、合格が決まっていない、進学が確約できていない中で親にお金を借りるのは気が引けたため、留学するまでは自分で何とかやりくりしようと決めていました。

留学後に1,000万近くかかることを考えると正直ビビってしまいますが、留学後の費用はMBA合格後に深く考えるとして、まずは合格するための行動に専念すべきです。

準備できちんと結果を出すことができれば、奨学金などで案外何とでもなるものです。(私もありがたいことにMBA進学費用のほとんどを奨学金で賄うことができました)

料金が返金されるサービスを使う

かなり限られてはいますが、探してみる価値があると思います。

私の場合、AGOSのGMAT 総合パッケージが厚生労働省の定める教育訓練制度にマッチしていたため、結果的に100,000円返金されました。

留学準備で忙しいとは思いますが、こういった制度は積極的に探し利用することをお勧めします。

まとめ:海外MBA進学前もお金はかかるが、全ては海外MBA進学のため!

MBA進学後の費用については詳しく解説されていますが、実際には進学に向けた準備期間にも費用は発生します。

しかも準備期間に発生する費用は、MBA合格を確約するものではないので支払に気が進みませんが、時間をお金で買うくらいに構えていた方がトータルで得られるメリットは大きいと思います。

例えば、1年早くMBAに進学することで卒業後の年齢が抑えられキャリアの幅を広げられる。

早期に結果を出すことで、MBA受験の挫折を回避する等が挙げられます。

私の場合は2年で約250万円でしたが、期間や個々人の能力によってぐっと費用を抑えられます。

ぜひこの記事をご覧の方には私よりも低いコストで早期MBA合格を勝ち取って頂きたいです。

最後まで絶対にあきらめないでください。

MBA進学やキャリアに関するご相談はContactよりお問い合わせください。

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