コンサル業界

【コンサルティング】プロジェクトベースでの働き方|現役コンサルタントが解説

悩んでいる人
コンサルタントの働き方について知りたい。

そもそもなぜ企業はコンサルティング会社に業務を依頼するの?

そんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • コンサルタントの必要性
  • プロジェクトベースでの働き方
  • プロジェクトアサインが決まるまでの流れ

こちらで紹介している内容は次の書籍をベースにコンサルティングファームに勤務する方へのインタビュー、筆者の経験を加えて作成しています。

コンサルティング業界への転職は、以下の転職エージェントを利用することがオススメです。どれも5分ほどで登録できます。

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本記事の信頼性

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Taka

この記事を書いている私は、

  • 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施
  • SNSを通じてES・履歴書・職歴書・志望動機書に関するキャリアサポートを実施
  • 現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

コンサルタントの必要性

悩んでいる人
クライアント側でも経営企画部門が存在するのになぜわざわざコンサルティングファームに依頼をするの?

企業がコンサルティングファームに期待していることは、アドバイスではなく実効性の高い総合的な解決手法の提案でありその実行です。

各領域の専門家やこれまで経験してきた他社事例を活かし、企業の目指すあるべき姿を実現することが求められます。

企業がコンサルタントを利用する理由3つ

  1. 他業界・他案件での経験・実績を活かした客観的な示唆
  2. 検討・実行の高速化
  3. 社内人材の育成

コンサルティングファームは業界や案件に問わず様々な企業に対し支援を行っていることが多いです。

その様な領域横断的知識経験から企業に対し、新しい気づきやノウハウを提供することが可能です。

複雑な課題程、企業自らで解決を試みると社内を良くわかっているからこそ様々なしがらみがあり課題解決が思うように進まないことも実際にあります。

そんな時に客観的な打ち手提案ができるコンサルタントが重宝されます。

また、調査、分析、施策検討などの仕事に特化して日々スキルを鍛え続けている専門人材であるコンサルタントに課題解決の依頼をすることで社内人材のみで検討を進めるよりも検討・実行のスピードアップが期待されます。

社内のみで課題解決を行う際によく起こりがちなのが、日々の業務を掛け持ちせざるを得なくてなかなか課題解決に従事できないといった事象です。

その点、コンサルタントは基本的に課題解決に100%従事した専用人材ですので、会社の意思決定に関わる重要な課題に集中してアタックすることが可能です。

さらに、社内人材をコンサルタントとともに業務にあたる機会を与えることで、コンサルタントが有している経験とノウハウを社内人材にダウンロードすることが可能となります。

これらの経験・ノウハウを活用し、中長期的には社内人材のみの効率的・効果的に課題解決に取り組むことが期待できます。

プロジェクトとは何か

コンサルティングファームの仕事のほとんどがプロジェクトベースで進められます。

大学や大学院でも〇〇プロジェクトという名前で活動をした経験がある方はいらっしゃると思いますが、それらとどう違うのでしょうか。

基本的には同義ですが、質という観点、特に成果物に対しては極めて高い品質が求められる点で少々異なるかもしれません。

コンサルタントにとってのプロジェクト

  • 開始時間と終了時間が決められている
  • 資源(ヒト・モノ・カネ)が定められている
  • スコープと成果物が定義されている

プロジェクトに初めて参加して感じたこと

コンサルティングファームに入社して初めてのプロジェクトに参画した際に感じたことを少しご紹介します。

とにかく求められる作業のスピードと質が高い
Taka

議事録は会議終了後30分以内の発行を目標とし、誤字脱字はもちろん、論理的に追いやすい構成で端的に作成することを求められました。

PowerPointの作成もミリ単位でオブジェクトの配置についてアドバイスいただき、効果的な色使いや表現方法を教わりました。

作業予定時間内で十分なアウトプットが出る様にはどうすればよいかを常に考える癖がつきつつあります。

毎回プロジェクトメンバー、プロジェクト上司が変わるのでコミュニケーションが難しい
Taka

プロジェクトベースで仕事をしている為、プロジェクトが変わればメンバーや上司も変わります。

時に初めの段階は何か質問事項がある際にチームの誰に相談したらよいか分からず困りました。

最近だと在宅勤務でチームメンバーの顔やキャラクターがいまいち掴めないので、コミュニケーションの取り方にはこれまで以上に注意が必要です。

プロジェクトアサインの流れ

プロジェクトを変わることは社内転職とも言われています。

「自らがそのプロジェクトで何を貢献できるのか」、「そのプロジェクトに参画して何を得たいのか」などをきちんと深掘りしてプロジェクトオーナーとの会話に臨む必要があります。

プロジェクト側で人を探すときには、マネジャ陣がクライアントと社内人材の需給バランスを考慮して決定します。

プロジェクトアサインの流れ

  1. 現行プロジェクトのリリース時期決定
  2. アサイン先候補を選定(もしくは他プロジェクトの方からお声がけ)
  3. アサイン先のマネジャと面談
  4. アサイン先決定

候補者は主体性をもって次期プロジェクトを選定することができますが、アサインは会社からの業務命令であるため自分の希望と必ずマッチするとは限りません。

また、即戦力としてスキルを活かせるプロジェクトのみならず、今後の成長を考えて自身をストレッチさせる環境にアサインされる場合も大いにあります。

アサインインタビューでは、マネジャよりプロジェクトの概要説明があった後、質疑応答の時間が設けられ、候補者から貢献できるポイントや逆に上司からサポートが必要なポイント、本プロジェクトに対する意気込みなどを伝えます。

最終的にアサイン先のロールにフィットするとの判断がマネジャから下れば、晴れてプロジェクトにアサインが決定します。

コンサルティング業界へ転職する際にオススメのエージェント

ケース面接練習にきちんと対応してくれる転職エージェントさんを選ぶことが必須です。

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ムービン

特に最後の2つに関しては、どちらもご担当の方が熱心にケース面接から選考の進め方についてアドバイスくださりました。

今でも本当に感謝しています。

まとめ:社内外からの期待値は高いが、ビジネスマンとして最速で成長できる!

自身が転職活動をしていた際に、コンサルタントに関する情報が少なく情報収集に苦労しました。

人気業界の1つであるコンサルティング業界に入社する方々が少しでも入社前後のGapを縮小できるようにとの思いで、本記事の執筆に取り組んでいます。

コンサルティング業界は、日々の業務でアウトプットをとてもシビアに評価され、コンサルタントしても自らを常に成長させることが求められる厳しい職場です。

一方で、年齢が若いうちからクライアントのマネジメント層と対峙することから、経営的な視点や全体を俯瞰したものの捉え方を早くから身につけることができます。

またコンサルティングファームにとって最大の資産の1つに人材が挙げられます。

よって、充実した教育制度が設けられているケースが多く、社内リソースをうまく活用することで自己成長を最速で促すことが可能です。

このようにインプットとアウトプットを高速回転させる機会があることで、ビジネスマンとして必要な素養を身につけクライアントに対する価値を常に最大化することがで切る素晴らしい環境だと考えます。

コンサルティング業界への転職に限らずキャリアアップに関するご相談はContactからご連絡ください。

参考にした書籍

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