資格

【2024年最新 勉強法】IT未経験者がAWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)に45時間で一発合格|合格体験記

AWSのSAAに興味を持っているけど、IT未経験では合格できないかな?効率よく合格できる勉強法を教えて。
悩んでいる人

そんなお悩みにお応えします!

筆者のようなIT未経験者でもポイントを押さえて集中的に学習することで、AWS Certified Solutions Architectの合格は十分可能です。

また筆者のようにAWS Cloud Practitionerを取得した後に次のステップの資格に進みたいと考える方、

ぜひ受けてください。そんなに難しくないです。

今回は、初めて受験する方やCertified Cloud Practitionerを合格して次のステップアップとして受験される方に向けて勉強方法を紹介させていただきます。

AWS SAA 学習方法に関する結論

合格に要した学習時間

  • 約45時間

使用教材(費用を抑え、これだけの教材で十分合格可能です)

筆者のスペック

たか

この記事を書いている私は、

  • 文系
  • 業務でのIT経験なし
  • 3年前にTech CampでHTML、CSS、Javascriptに触ったことがある(もう書けない)
  • 1年前にAWS Cloud Practitioner/AZ-900/GCPを取得(もう忘れた)

ITとは程遠い人間ですが、会社の要請もありこのような資格は取得するようにしています。

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

AWS Certified Solutions Architect - Associateとは

AWS HP

まずは、AWS Certified Solutions Architect - Associateとはそもそもどんな資格なのかについて、簡単にご紹介していきます。

AWS Cloud Practitionerは、AWSの資格の中でも最も基礎的な知識を問う資格です。(下図の赤枠部分)

デジタルマーケティングブログをもとに筆者にて編集

アソシエイトは基礎コースと異なり、狭く深い知識が求められます。

AWS公式HPによると、AWS の知識とスキルを証明し、AWS クラウドのプロフェッショナルとしての信頼性を構築するロールベースの認定であり、クラウドおよび/または豊富なオンプレミスでの IT 経験があることが望ましいと記載があります。

それだけ専門性が求められる資格なんですね。大丈夫かな。。。
悩んでいる人

大丈夫です

全てを理解しようとすると難易度は高いですが、試験合格を目的とした場合には、この後ご紹介する模試をきちんと解いていれば短期合格が目指せます。

ASSの難易度

比較対象にもよりますが、IT、Cloud初心者でも短期間で合格できることを考えるとそこまでハードルは高くありません。

合格の条件も、1,000点満点のうち、700点(70%)以上を取得することですので、考え方によっては3割間違えても合格することができます。

ITバックグランドがない私の同僚何人かが30-50時間の短期決戦でAWS ASSの試験に臨み合格していますので、きちんと合格できる学習方法に沿って進めていけばそこまで難しくはないのだと思います。

ASSの合格率

ASSの合格率について、AWSより公開はされていません。

本試験は、「択一選択問題・複数選択問題」の形式で出題されます。

試験問題数は約65問であり、試験時時間は130分です。

早い人だと40分以内で見直しまで終わり試験を完了することができるので、時間的には十分余裕があると言えます。

問題を見て考える、というよりかは「頭の中にある知識をアウトプットする」ことが求められます。

よって試験前にれだけの知識を頭に入れることができるか、選択肢を選ぶ際に知識を正しくアウトプットできるかが肝要になってきます。

実際の学習内容

これから私が45時間で実際に行った内容をお伝えしていきます。

全体として、まずはCloudの概要をざっくり眺め、分からないところを徐々に明確化していき、試験までに潰していくことに注力しました。

①と②は90%以上取れるまでひたすら問題を解きます。

学習開始から5時間

SAAの合格を目指すと決めたらこちらの本を手に取ります。

Kindle版は無料で手に入れることができます。


どんなサービスがあるか、似たサービスとの比較といったAWSのサービスを体系的に学ぶことができます。

最後に問題集がついています。

余裕があれば解いても良いですが、この後のUdemyのコースでみっちり問題を解くので、ここではあくまで「そんなサービスがあるのね」レベルの理解で問題ないです。

もしかすると、私のようにCloudを触ったことのない方々には所見の概念や単語が多き見受けられ文字だけでは解説自体が頭に入りづらいかもしれません。

動画コンテンツはマストではありませんが、まずはこちらのセッションや動画でサクッと概要を抑えることでそのあとの学習効率が高まります。

セッションや動画では試験で問われるポイントに絞って説明、解説がされるので学習の取っ掛かりとして非常に有効です。

また、知識習得という観点で時間が許すのであれば、AWS公式ドキュメントであるBlackBeltホワイトペーパーの気になる内容について目を通しておくと後の学習が楽になると思います。

特にBlackBeltにはPDFの資料に加えて、動画解説も無料で公開されていますので学習効率を高めることができます。

  • BlackBelt:各AWSサービスの紹介やユースケースがまとまったドキュメント
  • ホワイトペーパー:運用やセキュリティ等のトピックがまとまったドキュメント
AWS公式BlackBelt
AWS公式ホワイトペーパー

学習開始から6時間

問題を解きます。

そうです。

数時間前にはSAAを知らなかった人が、5時間後には問題を解き始めるのです。

この手の資格はいかに良質な問題にあたり、間違えた問題から学ぶかが重要です。

そこで使うのがこちらのサイトです。

【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座 

Udemy

700ページ以上の理論学習、40サービス以上のハンズオン、3回分の模擬テストと豊富な情報量です。

網羅的にAWSを利用していく基礎力を身に着けることができますが、本記事の目的はあくまで試験の合格。

全てをまともに受講すると50時間弱かかってしまうので、筆者は最初に文末についている問題集から取り組みました。

当然正答率は低いです。(恥ずかしながら、30%台だった記憶です...)

明らかに解けない、わからないと言う問題について、本Udemyの講座を1.5倍速で見ていきます。

わからない単語や概念はGoogleの画像検索機能を使って頭に入れていきます。

AWS Redshiftを画像検索した際のスクリーンショット

また、Youtubeでもわかりやすく概念を説明していたりするので、どうしても理解できない内容は検索してみても良いかもしれません。

但し、深追いは禁物です。

試験で問われる内容にフォーカスして頭に入れていきましょう。

Youtubeは視覚的に理解しやすく、英語のものでもほとんど日本語字幕を付けることができますので、場合に応じて利用することをお勧めします。(たまに字幕が間違っているので、英語が問題ない人は字幕を付けないほうが効率的に学習できると思います)

少しずつ知識を蓄積していき、安定的に90%以上取れるようになるまで問題集に取り組みます。

筆者の場合、ここまでで30時間ほど費やしました。

ここが一番の踏ん張りどころだと思います。

学習開始から30時間

ここからは、より難易度の高い問題集に取り組むことにより試験本番での回答精度を高めましょう。

そのために利用するのが、Udemyのこちらのコースです。

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集 

Udemy

こちらのコースには模試が4回、高難易度問題集が2回分収録されています。

筆者は模試のみに取り組みました。

これまでの学習でおおよその知識は頭に入っていますので自信を持ってください!

あとはもう少し網羅的に問われるポイントをさらい、試験に向けた慣らしを行うフェーズです。

こちらも安定的に90%以上取れるまで、何度も練習問題を解きます。

学習開始40時間

これまでに解いた問題で不安な個所を再度見返し、再び頭に入れ込みます。

問題を解くというよりかは間違えた問題を見直し、間違えた要因を深掘り、それを潰しこむことに注力します。

試験当日

AWS Cloud Practitionerはオンライン受験のため、ほぼ毎日試験を受けることができます。

会場は「PSIでのオンライン試験」か「ピアソンVUE でのオンライン試験 」です。

これらによりオンライン監視による自宅やオフィスでの受験が可能ですので、会場のテストセンターまで行かなくても自宅やオフィスで試験を受けることが可能です。

試験時間は午後の方が良いと思います。

それは午前中に内容振り返りと暗記ができるからです。

前日はなるべく8時間以上睡眠時間を確保し、リラックスして本番に臨めるよう体調管理をすることも重要ですね。

受験時に必要なものと注意事項

試験日必要なもの

  • 1点の政府発行の有効な本人確認書類

私はパスポートで対応しましたが、同僚の中には免許証で対応した方もいます。

試験開始30分前にはチェックインという作業があり、こちらで本人確認や試験環境の確認が行われます。

指定された角度から部屋の写真をスマホで取り、PCカメラにて部屋全体をライブで映します。(これらはすべてシステムやチャットで丁寧に案内されるので心配いらないです)

私が試験を受けたときは、本棚をブランブランケットで隠すこと、デスクトップ・デスクライト・ヘッドホン含めPCとマウス以外のものを机から降ろすよう指摘を受けました。

メガネをかけている方は、当日試験管からメガネをカメラに近づけることを求められるでしょう。

これは、メガネに何か仕掛けがないか確認する為です。

ASSを受験した所感

Certified Cloud Practitionerよりも出る範囲は狭いものの、2倍くらい深い知識が求められたと思います。

見たことない問題が多いというよりは、ユースケースの内容が変わっていても結局問われていることはUdemyの問題と同じという感覚でした。

IT未経験者が AWS ASSに45時間で一発合格するためのまとめ

初学者が短期合格に向け意識するポイントは3つです。

AWS ASSはIT未経験でも45時間で合格は可能です。

ぜひ計画的に学習を進め、短期的に勝負をつけたい資格です。

本番に近い質の問題を何周も回し、間違えた個所や分からないポイントを徹底的に潰す。

模擬試験での失敗から、要点を学ぶスタイルが功を奏するタイプの試験だと思います。

興味はあるけれど受験をはばかっていた人も、コロナ禍でステイホームが多いこの機会にぜひ積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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