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【戦略コンサル】マッキンゼーの面接で押さえるべきポイント|ケース面接準備のヒント

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悩んでいる人
戦略コンサルのマッキンゼーに興味があるけど、ケース面接の準備が大変そうで。どの様に準備したらいいかもわからないし。。

そんなお悩みにお答えします。

結論:合格率1%とも言われる最難関企業の1つ、マッキンゼー。ケース面接準備には量も必要ですが質も重要です。できるだけプロの指導を早めに入れてケース面接の要諦を抑えながら面接合格に向け、練習を繰り返しましょう。

本記事の内容

  • マッキンゼーの選考フロー
  • ケース面接準備のコツ

本記事の信頼性

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Taka

この記事を書いている私は、

  • コンサルティングファーム9社の面接に進み、通過率78%
  • ドイツ勤務、外資系メーカーへの転職を経て、現在は外資系コンサルティングファームでビジネスコンサルタント職に従事

この記事は筆者がご支援させていただいた方の体験談をもとに、本人の承諾を得た上で執筆しております。

この場をお借りし、改めてお礼申し上げます。

加えて、実際にケース面接を指導されている方の情報(英語圏サイト)や以下書籍も参考に致しました。


マッキンゼーは面接の様子を公式HPで公開しています。

ぜひ、こちらもチェックしてみましょう。

結論:ケース面接の具体的な準備方法

まずは、一人で準備しないこと。

一般的には、実際の人と模擬面接をすることに時間を集中させるべきでしょう。

プロの面接コーチ、友人、大学の同期、Facebookグループで見知らぬ人とつながりましょう。

この経験から最も恩恵を受けるために、いくつかのルールがあります。

意識すべき4つのこと

  • 早い段階からプロのケースコーチに投資する
  • プロと一緒に基本を押さえた上で、複数人で練習し、常にローテーションを組む
  • 志望度の低いファームを利用して、実際の面接に触れる
  • インタビュアーとインタビュイーの役割を交代する

ケース練習を始めたら、必ず経験豊富な面接官と何度か練習しましょう。

彼らの熟練したフィードバックにより、強い習慣を身につけ、早い段階で正しい軌道に乗せることができます。

さらに重要なことは、間違った習慣を身につけることを避けることです。

1、2回の質の高いケース練習で、大学の仲間や友人と行う10~20回の練習よりも多くのことを学ぶことができます。

複数人で練習することでよりリアルな面接環境を再現し、さまざまな面接官のスタイルに触れることができます。

したがって同時に何人かのグループで練習しましょう。

準備の途中で、もう一度プロによる模擬面接を検討し、自分の習慣を再調整し、全体的な準備状況をチェックします。

志望するトップクラスのファームの面接に参加する前に、中小の2、3流経営コンサルタント会社の面接を何度か受けるようにしましょう。

面接の場とプロのフィードバックを得るために、無料トライアルとしてスケジュールを組むことも大切です。

面接官役は退屈だと思う人もいるかもしれませんが、ケースを提示し、面接をリードし、最後に面接官にフィードバックを与えることで、実は多くのことが学べます。

この役割では、強い面接パフォーマンスと弱い面接パフォーマンスを観察し、学ぶことができます。

選考プロセス

合格率1%。

それは確かに超がつく狭き門です。

しかしこの数値のトリックは応募者を母数とした際の合格率であり、インタビューフェーズまで進むことができればその合格率は10%まで上昇するという点です。

どういうことなのか、見ていきましょう。

選考プロセス

  1. 書類選考
  2. 適性検査
  3. 1次面接(2-3回程度)
  4. 2次面接(2-3回程度)

こちらの情報サイトによると各選考プロセスのフィルタリングは以下のようになっているようです。(参考情報)

  • Filter 1 / CV and cover letter: 201,000 candidates
  • Filter 2 / McKinsey PST: ~65,000 candidates
  • Filter 3 / First round of interviews: ~21,000 candidates
  • Filter 4 / Second round of interviews: ~6,800 candidates
  • Job offer: 2,200 candidates

それぞれの選考プロセスで毎回3割が通過するような構造です。

書類選考・適性検査

書類は日本語もしくは英語の履歴書、適性検査も日本語もしくは英語でオンラインまたはペーパーでの検査となります。

1次面接

1次面接は、経験/パーソナルフィットインタビュー(25~30分)と問題解決/ビジネスケースインタビュー(25~30分)です。

マッキンゼーでは、パーソナルフィットとビジネスケースは、オファーを決定する際に同じように重視されるので、両方の面接に適切に備えることが非常に重要です。

経験/パーソナルフィットインタビュー

最初の15分間は、世間話やあなたを知るための時間として使われます。

面接のこの部分は評価されませんが、この機会を利用して面接官に良い印象を与えることが重要です。

例えば、「あなた自身について教えてください」と言われた場合、その目的は2つ。

自分がよく知っていることを話してもらい、あなたにリラックスしてもらうこと。

そして、面接官があなたのことをもう少しよく知ることです。

ぜひ良い印象を残すためのチャンスとして利用しましょう。

もちろん、学業や職歴について少し話すだけでなく、あなたが情熱を注いでいることや人生で成し遂げたいことも積極的に話してください。

この面接ではマッキンゼーのパーソナルフィットに対応する、あなたの人生で経験した何らかの状況について話す必要があります。

例えば以下のような要素です。

  • 起業家精神:起業家精神を持っていることの証明
  • 個人的影響力:自分が周囲の人々に影響を与えることができることの実証
  • 包括的リーダーシップ:あなたのリーダーシップスキルの実証

自分のアイデアや行動方針について誰かを説得できたときのことやチームで仕事を遂行し、チームメイトと一緒に何かを成し遂げなければならなかった時のことを考えてみてください。

実際、9割の受験者がビジネスケース面接の準備にほとんどの時間を割いているにもかかわらず、パーソナルフィット面接準備にはそれほど時間を割いていません。

繰り返しになりますが、この2つは、同じくらい重要なのです。

入念な自己分析の上、事前にストーリーを準備し、時間をかけて考える必要があります。

問題解決/ビジネスケースインタビュー

問題解決/ビジネスケース面接マッキンゼーのビジネスケースは、マッキンゼーの面接の中で最も恐れられ、最も準備が必要なパートです。

典型的なマッキンゼーのビジネスケースは、次の3つのタイプの質問で構成されています。

  1. 構造化
  2. 仮説思考
  3. 数学

構造化では、候補者が課題ツリー/仮説ツリーをまとめることが求められます。

また、候補者がExhibitを見て、そこからいくつかの洞察を導き出し、仮説を立てることも求められます。

そして、候補者が数学的ケース質問に対する計算方法を設定し、正確に計算することが求められます。

受験者が認識すべきは、マッキンゼーの面接が仮説主導であるという点です。

そのため、ケースのどの時点でも仮説を立てる必要があります。

2次面接

2次ラウンドでは、2、3つのインタビューが行われます。

1次面接に比べ、少し自由な形式です。

この面接は通常、上級コンサルタント(パートナー、シニアパートナー)が担当し、1次面接で指摘された弱点に焦点を当てます。

例えば、1次選考のビジネスケースで特に指摘がない場合は、パーソナルフィット面接に焦点が当てられることがほとんどです。

オフィスや地域によっては、1次面接と同じエピソードをもう一度話すことが許されない場合があります。

2次選考で同じエピソードを話しても問題ないか、現地の人事、転職エージェントに確認してみましょう。

ビジネスケース面接に関して、第2ラウンドのそれは、第1ラウンドのビジネスケースと似ています。

重要な違いは、ケースの文脈の中で何らかの推定を行うよう求められることが非常に多いことです。

いわゆるフェルミ定理ですね。

例えば、特定の国の救急車の数やボーイング777のコストを推定する等があります。

ケース面接とは

結局のところ、ケース面接はその人が何を知っているかを測るのではなく、その人の考え方を評価し挑戦させるために行われるものです。

ケース面接では、あなたがどのように問題に取り組み解決していくのか、その思考過程を面接官が見ることができるのです。

そのためには、ある種のスキルを身につけ、ケース面接の仕組みを理解する必要があります。

自分がケースのどの段階にいるのかが分かれば、そこからどのように進めばよいかが分かるはずです。

そして、フレームワークだけに頼ると近道がないところに近道を作ろうとして、適切なケースのスキルや習慣を身につける機会を奪ってしまいます。

ケース面接準備の心得

何事もそうですが、準備を始めた当初はすぐに上達しますが、ある程度時間が経つと学習曲線が平坦になります。

ケース面接準備の罠

この罠にかかりながら準備を続けることには、主に2つの問題があります。

第一に、ケース準備の他にやるべき重要事項の何かしらの約束がある場合、ケース面接の準備に時間をかけるほどその過程で燃え尽きる可能性を増大させます。

第二に 、恐ろしいことに、多くの準備は実際のケース面接で必要な自発性と創造性を阻害するため、あなたの努力に悪影響を与える可能性もあります。

マッキンゼー応募者の支援を長年してきたXさんによると、最初はうまくいっていたのに時間が経つにつれて、どんどんダメになっていく受験生を何度も見てきたといいます。

戦略コンサルティングという競争の激しい分野では、準備しすぎて、本に載っているあらゆるケースのシナリオを練習しようとしたり、あらゆる業界やシナリオに触れようとしたりするのが普通です。

しかし、このような準備過多の学生が初めてのケース面接に臨んだり、これまで考えたこともないような視点からケースや問題が提示されたりすると、途端で失速してしまうケースがあります。

準備したことで間違った安心感を持ち、それが一瞬にして崩れ去ったのです。

そして、この経験から立ち直ることができず、面接の日が苦痛になってしまうことがほとんどです。

また、面接の準備が長引けば長引くほど、その過程で燃え尽きてしまうリスクも高くなります。

ケース面接はリフレッシュした好奇心で臨むべきであり、楽しい試みであるべきです。

最初の面接に挑むときは、フレッシュな気持ちで良い提案をすることに飢えている状態である必要があります。

理想的には、自分のレベルや毎日の練習時間にもよりますが、3週間から2ヶ月の間に準備することをお勧めします。

ケース面接準備のコツ

コツは、面接練習を唯一の仕事としないことです。

他の活動とのバランスを取り、数日に一度は頭をスッキリさせるために休憩を入れるようにしましょう。

時たま、ケースインタビューに取り組む際に思考や分析を構成するために暗記したフレームワークの使用が提唱されています。

しかし、単純な収益と費用のフレームワークのように、収益性などの特定の問題を構造化するのに役立つフレームワークも確かにありますが、一般的なフレームワークの普及は行き過ぎたもので何の役にも立ちません。

現実はもっと複雑で、コンサルタントが直面する問題は一般的なフレームワークで押し込めるものではありません。

マッキンゼーの面接ではフレームワークのアプローチは現実には適用できないことを意識しておく必要があります。

一流企業の実際のコンサルティングプロジェクトがより困難で多様化していることに伴い、ケース面接もこの新しい現実をシミュレートするために適応されています。

フレームワークや標準的な構造を丸暗記すると、3つの理由で間違った方向に進んでしまいます。

  • 誤った安心感
  • 解決策を狭める
  • ユニークな問題に通用しない

誤った安心感

暗記は誤った安心感を与えます。

初めてのケース面接で、暗記したフレームワークが目の前のケースに合わないことがわかると、面接官が失速し始めることは驚くほど多いものです。

解決策を狭める

さらに悪いのは、自分のフレームワークにケースを無理やり当てはめようとすることです。

既成の枠組みで考えることで、実際に問題に対してより創造的でより良い解決策を思いつく可能性が低くなってしまいます。

あなたの頭の中は、あらかじめ設定された限られた解決空間の中で動いているのです。

自由に考えることで、ビジネスセンスや直感が磨かれ、面接やその後の仕事にも大いに役立ちます。

一般的な構造とフレームワークを適用した候補者は、決定的な決定を下す立場にある面接官の印象には残らないのです。

マッキンゼーのケースは、より複雑でフレームワークから切り離されたものになっています。

ユニークな問題に通用しない

たとえフレームワークを使って正しい結論に達したとしても、フレームワークを使わないアプローチこそが優秀な候補者と優秀でない候補者を区別するのです。

また、コンサルティングの仕事の性質が急速に変化する中、一流コンサルティングファームではこの新しい現実を反映して、面接ケースを徐々に調整しています。

したがって、非常に具体的な問題を提示する「ユニーク」なケースの割合が増加しています。

このようなユニークなケースでは、単純なフレームワークでは通用しないことが多いのです。

「自分の頭で考える」、早くからこの習慣を身につけるとよいでしょう。

パーソナルフィット面接準備の重要性

多くの応募者は、ケース面接の練習に95%のエネルギーを注ぎがちです。

しかし、マッキンゼーのパーソナルフィット面接はケースと同じくらい重要です。

この面接で議論される次元は非常に具体的であり、あなたのストーリーがその望ましい次元を正確に満たしていなければ、たとえ優れたケースパフォーマンスを有していたとしても、オファーを受けることはできないのです。

結局、マッキンゼーのような会社は、社員が社内で言うところの「クライアント・セーフ」であることを確認する必要があるのです。

強いリーダーシップなど、コンサルタントに求められる特性の中には、個人のエピソードでなければ適切に伝えられないものがあります。

このようなストーリーの作成に時間をかけ、面接官が聞きたいと思うポイントをすべて押さえるようにしましょう。

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