本記事の筆者

この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施(累計200名以上)
- コーチング・キャリアコンサルティングを専門とするAscent株式会社 代表取締役(コーチング歴:5年)
- 米国CTI認定プロコーチ(CPCC)/ Gallup認定ストレングスコーチ
- 国家検定 キャリアコンサルティング技能士2級/ 国家資格キャリアコンサルタント
非ロジックとの戦い

CPCC試験を控えた今、改めてCPCCを取得することの意味を考えてみたい。
一つは権威性。
CPCC取得にはある程度の金額と時間を投資することが前提で、試験も当たり前のように受かるものではない。
ある程度コミットをした上で、鍛錬を加え、コーチングを何か狙ってできるようにするのではなく、自然体でクライアントの力も使いながらコーチとクライアントでダンスする時間を作る。
これはロジックだけでは理解し難く、また感性だけでは再現性がない。
いわゆる地頭や才能だけでは習得不可能なところにこの資格の難しあさと魅力が存在する。
Co-activeの虜

でもやっぱり一番はCo-activeが好きだからかもしれない。
基礎、応用、上級コースを経て一つの節目となるのがこのCPCCであるので、気づいたらここに辿り着いていた感は否めない。
そうだね、気付いたらCPCC取ってました、みたいな状態が私に取って一番望ましいかな。
集客力

副次的なメリットにすぎないけど、CTIのホームページにコーチとして掲載できることも魅力かも。
コーチを探している人がCTIという豊かなプラットフォームを使ってコーチと出会う。
そのためにはCPCCに合格する必要がある。
新たな出会いを生む場に私もノミネートされてみたいという気持ちは確かにある。
コーチとしての覚悟

あとは腹を括るという意味もある。
単にコーチングを学んでいる人、コーチングを副業でやっている人からの脱却。
プロ資格を得た以上、コーチング以外での生き様もこれまで以上に意識するし、価格もモニター価格をやめたりするだろう。
もちろん、資格を取った後も学びは変わらず続くし、資格を取ったからと言って実力が大幅に向上するものでもない。
ただ、マインドとしてプロフェッショナルであるか否かは間違いなく自分のあらゆる行動においてより意識することになるだろう。
逆にCPCCの結果によっては、プロとしてのマインドを持つ手前でまだやることがあるということになるわけで、その辺りの線引きや取り組む事項の優先順位付をする上でもCPCCという資格は一つの判断材料になる。
腹を括るという意味では、私がコーチングに魅了され学び続けていることは、今まで知り合い全員には伝えてこなかった。
どこかで、怪しいと思われるのではないか?受け入れられなかったらどうしよう、などというサボタージュの声が聞こえていた。
プロ資格を取得した暁には、人を選ばずに「自分はコーチングを本気でやっています」と胸を張って言いたいと思っている。
<後日談>
CPCCに合格した話
