半年で100時間という高い壁を前に、仕事との両立に悩むプロコーチ志望のあなたへ。
激務と言われるコンサル業の中で私がどう時間を捻出し、コーチとして自立したのか、そのリアルな舞台裏をお伝えします。
本記事の筆者


この記事を書いている私は、
- 海外MBA進学・2度の転職経験をもとに自身が所属する香港の団体でキャリア相談を実施(累計200名以上)
- コーチング・キャリアコンサルティングを専門とするAscent株式会社 代表取締役(コーチング歴:5年)
- プロコーチ(国際コーチング連盟認定 ACC / 米国CTI認定 CPCC / Gallup認定ストレングスコーチ)
- 国家検定 キャリアコンサルティング技能士2級/ 国家資格キャリアコンサルタント
プロコーチを目指す道において、最初の大きな壁となるのが6ヶ月で100時間のセッション実践ではないでしょうか。
単純計算で月に約17時間。
会社員として働きながらこの時間を捻出することは、決して簡単なことではありません。
私も当初は、土日だけで実施することも考えました。
しかし、1日2〜3時間のコーチングを毎週末コンスタントに続けることになります。
私の場合、これでは一人ひとりのクライアントに全力で関わる自信が持てず、むしろ「こなす」だけの意味のない時間になってしまう恐れがありました。
それは相手にも失礼なことだと感じ、その選択肢は即座に却下しました。
結局、平日にいかに時間を作るか。
コンサルファームで激務に追われていた私の、試行錯誤の記録を共有させてください。
周囲を「応援団」に変える

当時、私はコンサルティングファームに勤めており、海外とのやり取りが多いプロジェクトに参画していました。
しかもアメリカとフランスの2プロジェクトを同時に回していたため、朝は7時台から、夜は22時過ぎまで会議が発生することもある環境でした。
平日にコーチングを実施するには、かなり計画を練って、チームメンバーにも理解してもらわない限り実現は不可能です。
そこで私は、まずプロコーチを目指していることを周囲に宣言しました。
いつかは独立することも、なんなら最終的にはクライアントにまで伝えていました。
ここで重要だったのは、理解を得られるポジションやキャラ作りをしておくことです。
- 「たかさんなら、そうなるよね」
- 「ちゃんと仕事をしてくれているから、応援するよ」
- 「いい挑戦だね。プロジェクトでもそのスキルを活かしてよ」
そんな反応をもらえるよう、日頃からプロフェッショナリズムはもちろん、周囲との信頼関係を大切に築いてきました。
CTI上級コースに進み、多額の資金と時間を投資する覚悟ができているあなたであれば、まずは身近な人たちにその覚悟を伝えてみることから始めても良いのではないでしょうか。
物理的な迷いをゼロにする環境作り

限られた隙間時間を確実にセッションへ充てるため、環境整備には徹底してこだわりました。
- 通信環境への投資: 夜19時。会議の合間に空いた1時間を使い、私用PCとポケットWi-Fiでセッションを行う。このとき、スマホのテザリングは使いませんでした。1世代前のネットワークではPC画面オンのセッションには不安定すぎると感じたからです。月額4,000円ほどのポケットWi-Fiを契約し、常に安定した通信環境を構築しました。
- 場所の確保: 自社オフィスやクライアント先の近くに貸し会議室がどこにあるかをチェックし、あらかじめ予約しておくことをルーティンにしました。
- カレンダーの死守: 急な会議が入らないよう、業務用のOutlookにはコーチングの時間を非表示で設定しました。周りからは転職活動を疑われたこともありましたが(笑)、聞かれたときには堂々と「コーチングの時間です」と伝えていました。
▼ポケットWifiに関する記事はこちら
本業もコーチングも、どちらも本気で取り組む

私にとって、コーチングの時間は業務と同じくらい、いやそれ以上に大切な時間でした。
だからこそ、クライアントとの重要会議以外はコーチングを優先しました。
その代わり、翌朝早くから稼働してキャッチアップしたり、当日のタスクを前倒しで終わらせたりと、追加の努力は惜しみませんでした。
コーチングを理由に後ろ指を指されることだけは、私のプライドが許さなかったからです。
コーチングを言い訳に本業を疎かにしてはいけない。同時に、本業を言い訳にコーチングを疎かにしてもいけない。
精神論かもしれませんが、期間はたったの半年です。
少しくらいの無理も、自分の本気度を確かめるプロセスだと思えば、むしろ楽しむことができました。
100時間の先にあったもの

平日に2時間、週末に3時間。
そんなペースで6ヶ月を走り抜けました。
100時間を積み重ねる中で、目の前のクライアントさんが変わる姿を何度も目の当たりにしました。
そのたびに、人の可能性に惹かれ、私自身が勇気をもらいました。
この半年間、コーチング以外のところでうまくいかないことも正直たくさんありました。
でもそんな時でも、コーチという役割、その在り方が私自身を救ってくれました。
コーチングという存在に、そしてクライアントさんに、私の方が救われていたのです。
100時間を終えたとき、コーチングは私の一部になっていました。
いま、大きな壁の前にいるあなたへ。
この挑戦は、技術を磨くためだけのものではなく、あなた自身がコーチとして生きるための大切な土台作りです。
一緒に、この尊い半年間を走り抜きましょう。
コーチングセッションのご案内

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ACC取得への道は、単なる「試験合格」以上の意味がありました。それは、自分自身のコーチングを改めて客観的に見つめ直し、世界基準の「コーチの在り方」を再確認するプロセスでもありました。
もし今、あなたがこの記事を読んで「このコーチと一緒に自分の可能性を探ってみたい」と感じてくださったなら、ぜひ一度お話ししませんか?
私は、クライアントが「本当はどうしたいのか」という心の奥底の声に耳を傾け、共にワクワクしながら新しい一歩を踏み出す伴走をしたいと考えています。
- 「もっと自分らしく、挑戦していきたい」
- 「現状を打破して、新しい視点を見つけたい」
- 「キャリアやライフステージの転換点にいる」
そんな想いを持つ方からのご連絡を、心よりお待ちしています。試験を突破したばかりの、この熱量そのままに全力でサポートさせていただきます。
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まだまだやることはたくさんある。そして、それはあなたも同じはず。 最高にワクワクする未来を、一緒に描いていきましょう。
